WordPressで記事を書くときにやっておきたい設定の1つとして「パーマリンクの設定」があります。パーマリンクとは、記事のURLの表示の設定のことです。
ワードプレスのパーマリンクの設定は「投稿名」にするのがSEOに効果的です。
後からパーマリンクを変更すると、変更する前に書いた記事のSEOが無効になってしまいます。記事を書く前に最初にパーマリンクの設定をしておきましょう。
WordPressのパーマリンクとは
ワードプレスの記事を開くとURLの末尾に数字や文字が表示されます。
上記の「SEO対策-942」の部分、記事のURLの表示の設定のことをパーマリンクと言います。
これは記事URLをブログに張り付けたり、共有したりするので、1度付けたら基本は修正しないでおく必要があります。
「投稿名」に設定した方がSEO的に効果的と言われていて、Googleも以下のように言っています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。
論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation
のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1
のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。グーグルサーチコンソールより引用
つまり数などのIDではなく、意味のある単語や言葉の方がいい、ということですね。
最初のデフォルトのままだと恐らく「文字+数字」の組み合わせや「投稿日の日付」になってしまうので、ココを記事投稿の前に設定しておくことをお勧めします。
パーマリンクの設定方法
WordPressを立ち上げたら、早めにSEO対策を意識したパーマリンク設定をする必要があります。
設定の流れ

ワードプレスの「設定」から「パーマリンク設定」をクリックし、
①カスタム構造のボタンをクリック
②入力する欄に「/%postname%-%post_id%」を入れる
③変更を保存をクリック
これだけです。これで記事投稿の際に、パーマリンクが手動で設定可能になりました。
記事のパーマリンクを変更する方法

記事一覧 →「新規追加」で記事を書き
記事タイトルを書くと自動で「日本語+数字」が表示されるようになります。
上記でお話した通り、SEO対策としても出来るだけシンプルかつわかりやすい単語がいいとされているので
https://venuschool.jp/seo
https://venuschool.jp/permalink
https://venuschool.jp/seo-permalink
パーマリンクは一度設定した後に、再度修正したりつけ直したりするとURLが変わることとなり
それぞれの記事についているソーシャルボタンがリセットされたり、
他のブログで参考記事としてURLを掲載している場合は、その記事のURLをいちいち直す手間がかかりかなり面倒です。
ですので英語のスペルもあっているか確認してからつけましょう!
またこの時、パーマリンクに入れるのは2〜3単語以内にしておくことをオススメします。
特に複数のパラメータを含む URL など、過度に複雑な URL は、サイト上の同じまたは同様のコンテンツを表す多数の URL を不必要に作成し、クロールの際に問題が生じることがあります。
その結果、Googlebot で必要以上に帯域幅を消費したり、サイトのすべてのコンテンツをインデックスに登録できないことがあります。
Googleサーチコンソールより引用
複雑なURLだとインデックスに登録されなかったり問題が生じるかもしれないのです。
例えば、東京駅で買えるおすすめのスイーツを記事に書いたとして、パーマリンクに「recommended-sweets-in-tokyo-station」のように単語を多く入れすぎてしまうより、短くシンプルに「tokyo-sweets」のようにしておく方がいいです。
また、WordPressの作り方や始め方を知りたい場合は、下記を参考にしてくださいね。

パーマリンクの設定まとめ
パーマリンクの設定方法と、「投稿名」にしたほうが良いとされる理由について、お伝えしていきました。
パーマリンクの設定を「投稿名」にした場合、記事を公開する前にURLを手動で変更するのを忘れずに!
SEO対策のためにパーマリンク設定は必要不可欠ですので、是非ワードプレスを作ったら
初期のうちに済ませておきましょう。